映画 告発のとき
午後、たまたまTVをつけたら、「告発のとき」という映画をやっていた。
知らない映画だが、トミー・リー・ジョーンズとスーザン・サランドンが電話で話し合っている場面で、この映画は悪くないなぁと思わせた。
そしてシャーリーズ・セロンが刑事役で出てきてますます確信を持つ。
ウィキペディアからあらすじを引用する。
2004年の11月1日、軍警察を引退して隠居生活をしていたハンク・ディアフィールドの元に、軍に所属している彼の息子マイクが無断離隊し、現在行方不明であるという連絡が入る。イラク戦争から帰還したばかりの息子が、そんなことをするはずがないと確信するハンクは、彼が配属されていた基地へと向かう。だが、息子の行方に関することは一切判明せず、軍関係者や地元警察はまともに取り合ってすらくれなかった。途方に暮れる彼だったが、女性刑事のエミリー・サンダースが協力を申し出てくれたため、彼女にかすかな期待を寄せるのであった。しかし、その期待は無残に裏切られてしまう。なんと息子が焼死体で発見されたというのだ。絶望するハンクだったが、エミリーと共に息子の死の真相を究明しようと立ち上がるのだった。
トミー・リー・ジョーンズが圧倒的にうまい。すごい。
やはり、この役でアカデミー主演男優賞にノミネートされている。
苦い内容で、戦争がどんなに若者の心をむしばむかがわかるようになっている。
よく練られていて、しかし、何か温かみが感じられるのだ。
調べると監督・脚本はポール・ハギスといって、あのサンドラ・ブロックが脇役で出る「クラッシュ」の監督だった。
ついつい、2時間近く釘付けになって予定が狂う。
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あの内容でなぜタイトルが「告発のとき」なのか、わからなかった。原題を調べてみると「In The Valley of Elah」---エラの谷で---
やはり。私もタイトルをつけるとすると主人公が女刑事の息子にするお話、エラの谷でのダビデとゴリアテの戦いにかかわることでつけると思っていたらその通りだった。
エラの谷で起こっていたのは---というような意味合いであろう。しかし、イラクとアメリカのどちらがダビデだろう。
一晩寝て思った。ダビデはこの主人公であり、女刑事なのだ。