金環日食
土曜日のお茶のお稽古に「星空案内人」をしている高校の同級生がやってきた。
若い時は少年サッカーの指導に打ち込んだが50歳を過ぎて転職し、体力の衰えも実感し、自分を振り返って、趣味と呼べるものがないことを痛感、そんなときに新聞で星空案内人養成講座を知る。奥さんも後押しをしてくれ、毎月の研修に通い、望遠鏡を買い、認定も受け、活動はもう4年が過ぎるという。
生野高原にある同級生の山荘であった、一年前の還暦同窓会にも望遠鏡を持参して月のクレーター、土星の輪っかを見せてくれた。
そんな縁でこの日はお稽古は夕方からとなり、お天気が良かったら星空の観察、悪ければお話ということで、当日は曇天。
でも曇りでよかったのだ。いろんな話をしてくれた。5/21の金環日食の資料、日食グラスももってきてくれた。
私の住む明石は金環食帯の北の限界線に近いが帯には入っているのでダイヤモンドリングを見ることができる。
木星や土星や火星の話もしてくれ、自作のクイズまであり、楽しいひとときを過ごすことができた。
この日食グラスで6/6の金星の太陽面通過も観察できるという。
生きていると楽しいことがいっぱい。でも楽しめるよう、感度のよい心を保つことが大切。