今やらなくていつやる精神

覚えが悪いので何回もやることが必要と思い、そのことは嘆かないでおこうと思っている。自分のペースですすめばいいと。しかし確実にすすみたい。

今日は「大円の真」と「真の行台子」をあわせて3回稽古した。釜でお湯を沸かさず、お茶を練らず、エアでやっても1つに50分かかる。

お茶とこうやって格闘!して、体で覚えて、私は何をしたいのだろう。

ひとつは勤めながらのお稽古でふまじめだった10年間を取り戻したい。

もうひとつはお茶をやっていますと胸張って言うためにそのことを裏打ちする実践をつくりたい。

のんびり楽しむには歳とりすぎている。そしてお茶の世界はあまりに広くて深い。そして興味深い。

焦りながら楽しみたいと思う。

退職の身で道具は凝ることなどできない。負けおしみに他ならないが身体で楽しむことと好奇心ならなんとかなる。